図書館員が調べてみました! 2019.8

暑い日が続きますね。夏になると、私はトウモロコシが食べたくなります。涼しい映画館でポップコーンを食べたり、お祭りで焼きトウモロコシを食べたりと、夏に食べる機会が多いからでしょうか。
野菜売り場にあるトウモロコシは家庭でも焼いて食べられますが、ポップコーンは作れません。なぜなのでしょう。

【調査結果】
トウモロコシは様々な種類があります。デント種、スイート種、フリント種、ポップ種、フラワー種、ワキシー種等があります。私たちが缶詰や蒸したり焼いたりして食べるのはスイート種で、ポップコーンになるのはポップ種です。
ポップ種は種の中心部分にやわらかい軟質デンブンがあり、周りを硬質デンプンが包んでいます。軟質デンプンが加熱されると、中にある水分が膨張し、硬質デンプンが圧力に耐えきれなくなると破裂します。それによってポップコーンが出来るのです。
トウモロコシの種の分類が異なるので、スイート種はポップコーンが出来ないのです。

『トウモロコシの歴史』マイケル・オーウェン・ジョーンズ/著 原書房
『ポップコーンの科学』相場博明/著 藤田なおこ/絵 さ・え・ら書房
『とうもろこし』麻生健/指導 寺越慶司/絵 フレーベル館
『身近な食べもののひみつ3 すがたをかえる 野菜・きのこ』幕内秀夫・神みよ子/監修 学習研究社

*ミニコミ紙「待夢」2019.8掲載当時の内容を転載しています。